G1スイングの真実

一般に言われるジャパニーズスイングとは?

私の居るオーストラリアと日本では教え方(メソッド)が全然違います。日本ではボールに対してフェースを直角に当てれば、真っ直ぐ飛ぶと教えられます。インパクトはアドレスの再現と言われ、腰の回転を止めて左サイドに壁をつくり、腕を返してヘッドを走らせてボールを捕まえるという考え方が主流です。

残念ですが、この教えは「手打ち」です!

グリップ支点と当て勘がポイントなのでトラック一台分の練習でスイングを固めないと身につきません。

体の正面でクラブが体を追い越していくスイングは回転しようとする腕と、止まろうとする下半身の間で無理が生じ、結果腰や背中、肘などににすべての衝撃がいってしまい、スポーツ障害の引き金となります。残念ですが、私がゴルフを始めた当時から全く変わっていないというのが現状です。

YouTube動画を見た人は、G1で習った生徒さんのスイングを見て、

1.バックスイングで力んでいない

2.回転力が突出していてスムーズ

3.ピタッとフィニッシュが決まっている

とよく言われます。

 

たった一回のレッスンで20-30ヤードの飛距離UP!!を実現させる生徒さんも沢山います!お互いの感性のマッチでその日、その瞬間に別人のように変わる方も沢山いらっしゃいます!

 

なぜ?上手くなるかというと

体の使い方や体力は百人百様!

板橋他コーチはスイングの所見やトークの中で、生徒さんの性格的なものや癖、過去のスポーツ歴の動きなどを分析して、体に負担のない適正なスイングを構築します。

 

G1スイングとは?

クラブをタメて下ろす!ハンドファーストの実現に身体能力は関係ありません!スイング本質は「重心のコントロール」余計な重心運動をさせず、裏面ダウンに導ければ、スイングの90%は完成。

 

ボールの後方から歩き出して打球するまでのベストルーチンタイムは15秒以内と言われています。小気味良いワッグルでタイミングよく始動に入れば、常にソフト&スムーズなスイングが継続されます。

 

クラブに仕事をさせる(フリースイングの実行)には、すっぽ抜けない程度のソフトグリップが基本。地面反力を増大させるオージー流の構え方”Pervic Tilt”(骨盤前傾)で捻転差の効いたスイングを実現。

 

ワッグルの連鎖でフェースの開きたがる性質とレバーシステムを使って、体に巻きつくバックスイングを心掛ける。クラブの慣性で上がれば、深い捻転を体感できます。

 

トップからクラブヘッドはいつも体の背中側にあるイメージ(振り遅れる感覚)で、グリップをヘッドより先行させながら回転していき、クラブをまーるく振る(ゾーン)中にたまたまボールがあったと位置づけインパクトを意識しない!

世界標準はインパクトでボールに合わせないし、手を返さない!フィニッシュまで右手が下のまま振り抜くから、回転スピードが上がるのです!

 

G1スイングというと、どうしても「裏面ダウン」に注視されがちですが、最も大事なことはバランスを崩さず、真っ直ぐ立っていられること。すなわち「インバランスフィニッシュ」です!同じフィニッシュを取り続けることが、回転効率をあげ、しいては飛距離アップにつながります!

 

G1ではこれらの動作をしない、させない!生涯スポーツの一環として体に負担にないスイングを構築します。

 

1.グリップを強く握る❌

2.頭を極端に残す動作❌

3.ダウンブローに打ち込む動作❌

4.両腕を伸ばして振る動作❌

5.フィニッシュで背中が反り返る動作❌

などは欧米ではスポーツ障害(Injury Task)を起こしやすい症例に列挙されています。

アドレス

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客観的に見て、柔らかくどこにも力が入っていない構えが理想です。胸筋を開き、アゴを高い位置で引いて、首を長く見せるようになで肩にします。両脇の後ろ側を軽く締めて、両肘でクラブを吊って構え、どのクラブも左足内腿の正面にセットします。腕や上体がリラックスできると、クラブをムチように振れるし、体幹の回転で遠心力を感じてスイングできる。

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いかにも力が入って見えるガチガチなアドレスはダメ!よく初心者に多いのが、ボールをガン見するため頭が下がり、両腕をロックして、肘同士を引き寄せた硬い構え。この構えだと農耕のくわを打ち下ろすような、手打ちになる。

バックスイング〜トップスイング

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レッスン本には左肘をしっかり伸ばして、左肩をアゴの下まで入れますと、必ず書いてあります。でもコレを真面目にやってしまうと、能動的な動きなので、力んでしまい大きく振り上げ過ぎてしまいます。ギッタンバッコン(逆体重移動)や軸ブレの原因になりますので、気をつけましょう!窮屈なトップやは百害あって一理なしだと思ってください!

バックスイングはワッグルと言われるグリップ下を支点としたテコの原理と右前腕の橈骨部の回外を入れて始動。フェースの自然の開きを感じながら、体の回転と同調するように低くテークバック。腰の高さで体に巻きつきながらシャフトが垂直に立ってきて、右耳と右肩の間に倒れ込んでトップに収まります。

バックスイングのトップは左手親指の腹でグリップを下から支えて左手甲はカップリング(背屈)右手がグー(掌屈)の形が理想。この形なら野球のバットスイングのようにタメて最短距離で下ろせます。左肘に余裕があり、グリップと胸の間に程良いフトコロがあり、両肩がストンッと落ちて、なで肩の柔らかいトップなら、クラブを巻きつけてグリップが先行したハンドファーストの形で下せます。慣性のゴルフを目指す方や体幹周りが硬くてガチガチトップになりやすいゴルファーに向いています。

切り返し〜裏面ダウン

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アマチュアの皆さんの99%は、残念ながらクラブをキャスト(アーリーリリース)しています。日本人の多くは「タメ」を作ろうとすると、振り遅れてフェースが開いてスライスするという概念があります。よって体の正面でヘッドを返して捕まえようとしますが、手打ちなので一貫性がありません!

ゴルフ指導書の多くは「スイングは上げて下ろすだけ」で至ってシンプルと書いてありますが、アマチュアがやると一点目掛けてクワを振り下ろす農耕スタイルと同じになるんです!その点もかなり影響していると思われます。

フワッと浮力で上がったクラブは、次は慣性でストンッと落下します。右肩の上に上がったクラブの重心を暴れさせずに、スーッと背中に沿って落下してくる時に右肘をみぞおち横に絞り込むとクラブが体に巻きついて下りてくる。この時シャフトが右耳から離れないように、左サイドをしっかり回し込むとヘッドの裏面が地面を指しながら下りてくる。

右腰の横で水平位置(グリップよりヘッドの方が少し高い位置)我々はこれを「裏面ダウン」と呼ぶ。

この動作はダウンの初期に両肩のラインを開かずに捻った体幹を下半身から巻き戻すことにより、タメを形成してインサイドから下ろすことができる。

私はこの「裏面ダウン」をスイングに勢いをつけるための助走として捉えています。よって右サイドでビュンッと振らないのが基本!G1の回転スイングの核となる、背中越しに低くまーるくクラブを放り投げるためには、このポジションが重要になる。

インパクトをイメージしない裏面ゾーン

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体さばきで膝の高さまで前傾した上体を起こさずに、背中越しに向かって、クラブと両肘、そして背中まで入れ替えるイメージでクルッと回転するのがG1流スイング!クラブを入れ替える軌道中に、たまたまボールがあったと捉える。インパクトは通過点にすぎないので、ポーズ(点)としてイメージしない。当てると言う概念がないから、正面を作らないで回転し続けます。自分の正面に大木が立っており、その狭い隙間をクラブが当たらないようにすり抜けるイメージがあれば、ヘッドを背中側に残したまま、グリップが先行しながら最短距離で左腰横に入ってきます。インパクトゾーンではフェースが正面を向き、ヒール側から地面に接地するので、誰もがボールは右へ行っちゃうんじゃないかと思うが、そこは大丈夫!グリップを左のお尻に隠すつもりで振り抜き、右肩が左足つま先前まで移動して目標の45度左へ振るイメージがあれば、ヘッドが飛球線の内側へ抜けていくのでボールは捕まります!このメンタルブロックが解除されれば、誰もが回転スイングを手に入れることができます。 

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マットの角っちょにフェースを当てて、よくインパクトの形をイメージする人がいますが、実際にはそうならないのがゴルフ!両肩が飛球線と平行、フェースがボールにスクエアのイメージだと、合わせ打ち(当て癖)になり、回転がストップして、手でこねてしまいます。高速スイング中にフェースを直角にボールに当てるって、非常に難しです⁉️

フォロースルー

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アマチュアの視点でプロの連続写真を見ると、フォロースルーで頭が右に残り、両手が前にしっかりと伸びているのが、かっこいいと思って、つい真似をします。でもこれが1番危険です!体の回転が止まりフィニッシュが取れなくなります。手でこねたり、体重移動ができないなど、あらゆるミスを誘発します!

インパクトが過ぎてもヘッドを背中側に残して回転している残像感があり、左胸がしっかり後方に引けて、グリップは左腰の前、ヘッドが右腰の延長線上にある。ハンドファースト(右手首とシャフトの角度90度)をキープしたままクラブを背中側に入れ替えます。そのためヘッドを左足外側より前にだす意識はありません!その形のままクラブを背中側に入れ替えて腰の後ろでシャフトを立たせてフィニッシュに導きます。手元を体から離さず小さく回転します!

フィニッシュ

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終わりよければ全てよし!G1のレッスンはフィニッシュから始まるほど、軸とバランスを重要視します!左手は左耳の横で招き猫ポーズを取り、シャフトは両耳の後ろで地面と水平に収まります。背骨は右に傾けず、左足の上でまっすぐ立ちます。また、右肩の運動量が大で左足爪先の上まで押し込み、背中が正面を向くまで回転する勢いがあります。両腿はピタッとくっ付き、右足つま先で地面をトントントンと3回叩ければインバランスフィニッシュ合格です!

今のスイングは極端なアッパースイングやインサイドアウト軌道でないので、写真のようにのけ反って、シャフトで背中を叩くようなことがありません。このフィニッシュを継続すると、腰や背中を痛める原因になります。